面接を受けるときの服装

勤務中は作業着着用の職場でも、面接はスーツで挑もう!

採用担当者の間では「求職者の内面は、身だしなみに表れる」ということがよく言われます。仕事探しの最中は資格を取得したり、これまでの経歴を上手くアピールすることばかりに重点を置いていませんか。いくら資格や実績があっても、面接の際の身だしなみが整っていないと減点対象なってしまうことがあるんですよ。

作業着を着て働く職場であっても、面接を受けるときの服装はスーツを着用することが推奨されています。男性の場合はVゾーンをきれいに見せるために、ネクタイの結び目にディンプル(くぼみ)を作るようにしましょう。ワイシャツの色は白が基本となりますが、「基本カラーを着ていればOK」というわけにはいきません。面接では腕を下ろしたときにスーツの袖口からワイシャツの袖が1センチくらい見える袖丈がベストサイズとされているのです。このような身だしなみの細かい部分にまで気を配ることが面接のポイントなのです。

男女による着こなしマナーの違いを見落とさないようにしよう!

女性用スーツの着こなし方としては、男性とは異なり腕を下ろしたときに上着からブラウスの袖が見えない袖丈が基本となります。二つボタンの上着に関しても、男性の場合は上ボタンだけを留めて下ボタンは外すのが正しい着こなし方とされていますが、女性の場合は二つとも留めることが基本になっているのです。男女によるスーツの着こなし方の違いは意外と見落としがちですが、それを正しく理解することが面接で好印象を与えるポイントだといえます。

また女性用スーツのスカート丈は、立ったときに膝頭が少し隠れるくらいがベストサイズとされています。そのスカート丈にすることで、座ったときにちょうどいい長さに見えるのです。パンツスタイルの場合は、足の甲にパンツの裾が軽く触れるくらいの丈が推奨されています。パンツの丈が短すぎると、カジュアルな印象になってしまうので注意しましょう。

製造業の求人は工場勤務の仕事以外にも、事務や製品の配送業務などもあるので、工場勤務を希望する人のみならずそれ以外の人も職種に注意が必要です。